主な酒米は岩手県産酒造好適米“吟ぎんが”を使用し、最近では地元大槌町産“吟ぎんが”を使用した地産地消酒「ゆめほなみ」を仕込んでおります。 大槌町では酒米研究会が発足し、地元農家の方々と活発な意見交換会や各地へ視察に赴き、地域に密着した酒造りを目指しております。
仕込み水は北上山地系仙磐山の伏流水を使用し、一年を通して安定した水量と水質を確保しております。 水質は軟水で口当たりも優しく浜千鳥の酒質に大きく影響しております。
また、釜石鉱山の仙人秘水(せんにんひすい)を使用した仙人郷も仕込んでおります。
仙人秘水は地下600mから湧き出た水を人工的な処理を一切しておらず、分子が小さく活性化しているミネラルウォーターです。 仙人秘水で仕込まれた仙人郷はあまりにも清冽で繊細な特徴を持ち、発酵過程で杜氏を悩ませ、興味と驚きを与えた一品です。
浜千鳥の蔵人は小原杜氏のほかに、醸造部社員の奥村康太郎(昭和55年生まれ)を頭に 石鳥谷町から3名の蔵人と醸造部社員1名、冬季期間従業員2名の8名で構成されています。 蔵人は石鳥谷町出身が多いですが、最近では酒造りに興味を持つ大卒者の入社も受けており、若い蔵人の成長に期待を寄せています。
「浜千鳥」の由来は、国立公園に指定されている風光明媚な陸中海岸の浜辺に群れなす千鳥をイメージし、名付けられました。岩手県の豊かな自然に育まれ、さらりとした口当たり、味わい深く後切れが良いのが特徴です。陸中海岸で獲れた新鮮な海の幸、北上山地で採れた山の幸によく似合うお酒に仕上がっております。吟醸酒はフルーティーな香りを漂わせ繊細な中に深みを醸し、純米酒は穏やかな味わい。本醸造は燗でも冷でも、さらりとした飲みやすさがどのようなお料理にもマッチすることでしょう。 また、「火入れ」なしで出荷する生酒は麹の香りがいたしますし、出荷前に「火入れ」する生貯蔵酒もあります。それぞれの趣をお楽しみください。
仙人郷は陸中海岸国立公園に程近い北上山地の地底600mに湧く「仙人秘水」を仕込み水として採用したお酒です。澄み切った大気、未開発の大自然が育んだこの名水は活性化しており、生命体にやさしく、その神秘性に未知なる味覚を予感し醸造いたしました。分子が小さく活性化しているこの水は、あまりにも清冽で繊細な特徴を持ち、発酵過程で杜氏を悩ませ、興味と驚きを与えた一品です。まろやかで、すっきりした口当たりの新しい趣を持ったお酒です。
原料米は、地元・大槌町宮ノ口で作られた岩手オリジナル酒造好適米「吟ぎんが」を使用し、「浜千鳥・酒造り体験塾」の中で、 田植え、稲刈り体験会を行ったもので、延べ150名以上の方が携わりました。
銘柄・ラベルデザインは大槌町の青年団体「波工房」の皆様との共同企画です。 陸中海岸の澄み切った自然のように、すっきりとした飲み口は、新鮮な魚料理にお勧めです。
浜千鳥の本格米焼酎「纜(ともづな)」の製造初年度は1985年(昭和60年)、酒造りの技で誕生させた本格米焼酎は、20年の時を経て、今、蔵出しされます。 銘柄の纜(ともづな)とは、船尾にあって船と陸をつなぎとめるロープのことです。 商品は「レギュラータイプ 25度」「20年古酒 25度」「20年貯蔵原酒 40度」の3種類です。それぞれの味わいを楽しんでいただきたいと思います。
写真撮影 浅野幸悦氏 Copyright(c)2007 Hamachidori.All Right Reserved. 画像の無断転用はご遠慮下さい。